瀬戸内海国立公園のほぼ中央、大小合わせて28の島々から成る塩飽諸島。塩飽本島(しわくほんじま)は、塩飽諸島中で最も人口の多い島。
香川県丸亀市本島町泊
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塩飽本島は、かつて戦国時代には塩飽水軍の本拠地であり、以降江戸時代まで、他に類を見ない「人名(にんみょう)制度」による独立自治の中心地であった。現在も本島には、当時の歴史を伝える貴重な資料が残されている。
「塩飽勤番所」は、島民による自治領を統治した政庁で、寛政10年(1798)の建築。現在の建物は、文久2年(1862)に改築したものを復元したもので、国の重要文化財に指定。本館には朱印状や咸臨丸(かんりんまる)の航海日誌などが展示されている。
「笠島まち並保存地区」は、江戸末期から明治期にかけての建物が残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定。網の目のように張り巡らさせた狭い道路や格子構えの家屋に、中世の城下町の面影をとどめている。
その他にも塩飽本島では、正覚院、東光寺、千歳座など、重要な史跡や文化財を見ることができる。また、坂口憲二主演映画「機関車先生」のロケ地となった小学校の見学も可能。
泊港の待合所ではレンタサイクルの貸し出しがある。
料金:1日500円
NPO法人笠島まち並保存協力会によって、国の重要伝統的建造物群保存地区指定「笠島まち並保存地区」内の大倉邸・藤井邸に宿泊することが可能となっている。2件とも自炊設備付で宿泊は2人以上から(要予約)。
たこ飯つくり、ヒラメの餌やり体験といった体験メニューもある。
■塩飽本島の特産品
「小栗亭・ふれあいの館」ではチヌ(黒鯛)飯、タコ飯などの郷土料理(要予約)、本島パークセンターに隣接する食事処「所見坊」では、おぼろ昆布がたっぷり使われたこぶうどんやその日に採れた新鮮な魚を使った一品料理が食べられる。
塩飽本島の泊海水浴場は、水質が極めて良好で、浜辺から対岸の牛島を含む塩飽諸島の島々や瀬戸大橋が一望できる景観の良さも特徴。
シャワー、休憩所、売店、食堂、トイレなどの設備がある。
JR予讃線丸亀駅下車、丸亀乗船場からフェリーで35分、本島乗船場から徒歩5分。車利用なら高松自動車道坂出ICまたは瀬戸中央自動車道坂出北ICから丸亀方面へ、丸亀乗船場からフェリーで35分、本島乗船場から1分。