左京区北西部を流れる貴船川沿いの貴船(きぶね)は、京都の奥座敷と呼ばれます。
京都市左京区鞍馬貴船町
include"/virtual/takeout/public_html/petitravel.mimoza.info/adsense468x60.html";?>
“貴船”という町名の由来は、木生根(木が生い茂る意)がなまって貴船となったそうで、近世は丹波からの炭の集荷、中継地として栄えました。京都市街より気温が5度以上低いことから、京の避暑地としても知られ、夏は名物の川床料理が楽しめます。
鴨川や淀川の源流の一つである貴船川は水が澄んでいるため、初夏になると叡山電鉄鞍馬線貴船口駅から100mほど上流の蛍岩近辺でゲンジボタルの飛ぶ姿が見られますが、近年は数が減ってきているとのこと。
貴船口駅から約2kmの地点にある貴船神社は、古くから水の神として信仰を集めていますが、縁結びや心願成就、航海安全、消防や防火などの御利益もあるとされます。最近は、恋愛風水のパワースポットとして女性に人気があるそうです。
貴船神社の創建は平安遷都以前、第18代・反正天皇の御代(約1600年前)とされ、鞍馬山で修行した牛若丸が、平家討伐の祈願をしたと伝えられています。
本宮の社殿前の石垣からは御神水が湧き、無料で汲むことができます。弱アルカリ性の硬水で、とても美味しいそうです。授与所では水占いおみくじが一枚200円。
また、貴船は紅葉が美しいことでも知られ、貴船もみじ灯篭(11/5〜23)期間中は貴船口駅や貴船神社の境内、料理旅館街などがライトアップされます。
貴船の川床料理
川床とは、料理店や茶屋が川の上や畔に座敷を作り、川のせせらぎや吹き抜ける風を感じながら料理を楽しむというもの。貴船の他、高尾、鴨川、雲ヶ畑といった地域で、5月から9月まで楽しむことができる、京都の夏を代表する風物詩です。
ちなみに“川床”の呼び名ですが、貴船では川面から数十cmの低い位置に床が組まれ、“床(とこ)の間”のようなところから“かわどこ”と呼ばれ、高雄や鴨川では、川面から離した高い位置に床を組む“高床(ゆか)式”スタイルなので、“かわゆか”と呼ばれるそうです。
また、かわどこ、かわゆか共通の“納涼床”という言葉もあります。
貴船川沿いには「ひろや」「ふじや」「べにや」「喜らく」「右源太・左源太」といった川床料理料亭が20軒ほど連なり、夏は多くの人々で賑わいます。